サクラ讀本

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躍動感溢れる挿絵 小學國語讀本一年生『桃太郎』

戦前の教科書 躍動感溢れる『桃太郎』の挿絵のご紹介 4月に入学し、『​サイタ サイタ サクラガ サイタ』の一文から始まった一年生のこくご教科書ですが、一巻最後は『桃太郎』の物語で締めくくりとなります。なんと!ページ数は20ページにも及ぶ大作...
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懐かしの田園風景 苗代の頃と蛙の鳴き声

小さい頃を思い出します。近所の沼の蛙の大合唱!それはそれはもの凄い迫力でした・・・ ​​小學国語讀本 ​​巻7 昭和11年発行 小学四年生 国語教科書第7 苗代の頃​​ ​​​春の少し暖かい晩、「くく、くく。」と、蛙の鳴く聲がする。 その頃...
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『国語』は「国民の​魂​の宿る所」 戦前の教科書

『国語』は「国民の​魂​の宿る所」とある。最近の風潮として、英語教育に力を入れる傾向にあるが、前提として、先ずは母国語に対する姿勢を正す必要があるのではないだろうか・・・?​​​ 小學国語讀本 巻九 昭和12年発行  ​小学五年生国語教科書...
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入学式シーズンですね 戦前の教科書 「サイタ サイタ サクラ ガ サイタ」

入学式シーズンですね 戦前の教科書 「サイタ サイタ サクラ ガ サイタ」 ​​小學国語讀本 巻一 ​​昭和7年発行 サクラ読本​​ この「サクラ読本」から教科書にカラーページが登場したそうです。小学校へ入学した一年生が国語教科書で最初に習...
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戦前の教科書 『古事記の話』偉大なる文字!ひたすら先人に感謝!感謝!

『古事記』は古代日本を知る資料としては ほとんど重んじられておらず、江戸時代には既に解読不能に陥っていたとのことです。 ​小學国語読本 巻11 昭和13年発行 (サクラ読本)  ​​(小学6年生用の教科書)​​​​第一二 古事記の話​​​​...
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日本の誇り「関孝和」江戸時代の天才数学者 サクラ読本

尋常科用 小學国語讀本 巻12 昭和13年発行第二十三 『関 孝和』 日本が生んだ数学界の偉人に関孝和という人があった。二百数十年の昔に出て、日本の数学、即ち和算の基礎​を確立した人である。和算と言えば、或いはそろばんによる算法のことだと考...
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戦前の教科書 『糸電話でおままごとの女の子』 今はスマホ・・・?

戦前の教科書 『糸電話でおままごとの女の子』 今はスマホ・・・?​​​​​​​​​​​​小学一年生用 国語の教科 ​尋常科用 小學國語讀本 巻一 昭和7年発行 「サクラ読本」​​「もしもし、ゆきこさんですか。」​​「はい、そうです。」 「私...
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「豊田佐吉」世界のトヨタ!・・・戦前教科書には載っていた!

世界を代表する日本の自動車メーカー「トヨタ自動車」。トヨタグループを創り上げた人物は豊田喜一郎氏。その基盤を創ったのが今回ご紹介する「豊田佐吉(とよださきち)氏」です。喜一郎氏は豊田佐吉氏の息子であり、佐吉氏の精神や信念を引き継いで自動車産...
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昭和世代の ひなまつり 戦前の教科書 サクラ読本から

今日は3月3日 「ひなまつり」ですね(o^^o)昔の教科書にもひな祭りを題材にしたものがありましたので紹介します。 小学国語読本 巻四 昭和9年発行 一九 ひなまつり  まっかな もうせん 緋のもうせん金の屏風に 内裏様五人囃子 や 官女た...
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サクラ讀本『山羊のお世話をする女の子』のおはなし  親しき中にも礼儀・・・

本日は『山羊のお世話をする女の子』のお話しです。女の子の父親に対する言葉使いがとっても丁寧・・・「昔はこうだったのね。」と思いました。この教科書は俗に言う「サクラ読本」。昭和10年発行です。私の父親世代が習った教科書です。この教科書を懐かし...